なかなかご紹介できずにいる器が色々と。
次回の仕入れまでに全てご紹介する事は難しそうですが、少しずつ。
まずはちょっと珍しい印判の器からご紹介。
古銭の菱形皿です。
ちょっと冒険ですがこんな文様を取り入れてみるのも楽しいものです。
裏は花文。
しっかりとした厚み。
適度な重さがあり安定感がございます。
サイズとしては取り皿や菓子皿にぴったりかと思います。
菱形も食卓に取り入れてみるとなかなか新鮮です。
ベロ藍の鮮やかな色味は、アジア料理とも不思議と相性が良く。
印判古銭菱形皿 明治〜大正
size : 横22.3cm × 幅17cm × 高さ2.5cm
stock : 12→8
price : 各¥3,800(税込)
ちょっと不思議な文様、五経手蓋碗です。
五経とは、儒教にて基本教典とされる五種、または六種の経書の総称です。
「詩経」「書経」「礼経」「楽経」「易経」「春秋経」の六経であり、「楽経」を除いたものが五経と言われています。
人物と唐鋤星が描かれています。
色使いとゆるい絵柄が個人的に好みです。
見込みは無地です。
ちょっとこの人物については解りかねますが、ただいま調査中です。
妖精にしか見えません。
こんな変わり柄がなんだか気分であります。
五経手蓋碗 明治〜大正
size : 直径11cm × 高さ7.8cm
stock : 10
price : 各¥3,000(税込)
酒の肴に良い器を探していたら、丁度良いものを見つけました。
珍しく志野なんて。
すすきの文様がひとつ、詫びた表情が美しい一枚です。
桃山〜江戸初期にかけての小皿です。
裏はまた雰囲気が変わって面白い。
口縁は鉄絵で。
ひとつのススキが、ゆっくりと風に煽られて。
現代では決して表現することのできない、如何にも古物らしい器。
この小さな宇宙に何を盛りましょう。
ここからの眺めがとても良いのです。
裏は無釉です。
直しが一カ所ございます。
雪見酒といきたいところですが今年の金沢、最後にひと雪降るのでしょうか…。
志野すすき文小皿 桃山〜江戸初期
size : 直径14.3cm × 高さ2.5cm
stock : 1
price : ¥28,000(税込)
最後は、鮮やかな瑠璃色が思わず目にとまる。
可愛らしい湯呑みをご紹介。
ぽってりとした湯呑みらしいフォルム。
両手に持つと、すっぽりと優しく手に馴染みます。
口縁には口紅が施されています。
水色を楽しめるよう、見込みは白い肌のままで。
多過ぎず、少な過ぎず、の丁度良い容量です。
まさに正しい湯呑みの姿。笑
いまどきの男性好みの湯呑みだと思います。
贈り物としても喜ばれそうです。
そういえばもうすぐバレンタインですねえ。
今年も父に美味しいチョコを贈ります。(ほとんど母に食べられます)
瑠璃湯呑み 大正〜昭和
size : 直径7.8cm × 高さ6.7cm
stock : 3→1
price : 各¥2,200(税込)
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