11.21.2013

古い器


本日は古い器が3点入荷いたしましたのでご紹介。
まずは江戸中期の「くらわんか手」の器。

「くらわんか」とは、江戸時代に大量生産された雑器の名称で、主に波佐見で多くが作られていました。
大阪と京都の重要な交通手段として当時、淀川を行き来する三十石船が利用されていました。
この船に小舟で近づき「あん餅くらわんか、酒くらわんか」とかけ声をかけながら酒や食べ物を器に盛って売る商売が繁盛し、これらの小舟を「くらわんか舟」、使われた器を「くらわんか茶碗」と呼びました。
食べ飲みしたあとの器は淀川へ投げ捨てされていたそうです。
雑器でありながら現在ではコレクターも多い、骨董の一つとなっています。


裏には角渦福の銘。


コンニャク印判の五弁花が見込みに小さく。
簡素で素朴な、くらわんからしい味わいが感じられる良い器です。


くらわんかにはちょっと珍しい輪花型。


ゆったりとした景色や宝文が描かれています。


唐草文様。
手に取ると底に向かって厚みがあり、どっしりと頑丈な印象です。
取り皿にぴったりのサイズです。


大きなキズやカケも無く、状態は良好です。
人気の高いくらわんか、日常の雑器ならではの使う楽しさが感じられることと思います。
しまい込まずに毎日の食卓にて気兼ねなくお使いください。

くらわんか手なます皿 波佐見 江戸中期
size : 直径13.5cm × 高さ4cm
stock : 1
price : ¥7,350(SOLD OUT)



お次は伊万里から、なます皿。
お写真では明るめに写っておりますが、もう少し深い青色となっています。

陽刻であしらわれた模様がとても美しい一品です。


蛇の目高台。
こちらも可愛らしい輪花型の口縁となっています。


花の文様が見込みに大きく。
ここにも陽刻でうっすらと模様が刻まれています。


とても綺麗な青ですので、お料理を盛りつけるのも楽しくなりそう。
優しく料理を引き立ててくれそうです。


裏面のひかえめな笹文様もまた可愛らしい。


花文なます皿 伊万里 江戸後期
size : 直径15cm × 高さ3.9cm
stock : 1
price : ¥5,250(SOLD OUT)



最後はこちらも伊万里から。平皿です。
江戸中期頃のものと思われます。
少々アマ手ですので、うっすらと表面に貫入が見られます。


裏面には唐草文。


いっぱいにのびのびと広がった植物の図柄。
何の花でしょう、牡丹でしょうか?


貫入がうっすらと入っています。(ここから割れることはございません)


料理を一品盛りつけても、取り皿としても。
大きすぎず、小さすぎずの、とても使いやすいサイズです。
大きさ的にはトーストが一枚食べやすい位の大きさです。


焼きが甘く、ちょっとマットな仕上がりになっているところも、主張し過ぎず気に入っています。

平皿 伊万里 江戸中期(アマ手)
size : 直径18.5cm × 高さ2.5cm
stock : 1
price : ¥7,350(SOLD OUT)

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